テーマ:塩野七生

子熊物語

塩野七生が昔のエッセイで推薦していた映画の一つ。 子熊物語(仏/1988) 【95点】 ・最初、VFX(SFX)かと思ったのですが、どうやら熊が演技している?ようです。 ・動物との共存共栄を感じました。     同じく塩野七生が昔のエッセイで推薦していた映画の一つ。 ミザリー(米/1990) …
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ホビット

「ロード・オブ・ザ・リング」の前の話を、 「ホビット」として、1.思いがけない冒険 2.竜に奪われた王国 3.決戦のゆくえ の3部作として、毎年公開されてきました。   今年初め、劇場公開している時に、見に行きたかったのですが、1.・2.をDVDで見ようと思っているうちに、終わってしまい、 最近、1.・2.・3.を続…
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十字軍物語3

2年掛かって読み終えました。(というより、十字軍物語1、2を読み終えて、3を買ったものの、読んでいなかったのです。) 時代背景や人間関係がややこしく、500ページ近い単行本は読み応えがあります。今から約800年前の話です。 約200年間、第1次から第8次までに渡り、十字軍が中東に攻め込んで、聖地エルサレムを奪還しようとしたのですが、…
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十字軍物語2

1099年、第一次十字軍がイェルサレムを解放しました。 そして約70年後、イスラムの英雄サラディンが台頭し、キリスト教側がイェルサレムを失う(1187年)までの話です。 その前に、第2次十字軍が編成され(1148年)、イスラムに対し守勢一方のイェルサレム王国を助けようとするのですが、イスラムの英雄ヌラディンの兵力に怖れをなし、尻尾を…
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十字軍物語 1

塩野七生の最新作、やっと読み終えました。 十字軍といっても予備知識もなく、最初は読み難かったのですが、次はどうなるのかなと徐々に期待が膨らんでゆきます。 第8回までとされる十字軍の最初の戦い(第一次十字軍)を描いていますが、今から約900年前の話です。 11世紀末イスラム教徒の支配下にあった聖都イェルサレムを奪還すべく…
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ルネサンスの女たち

久し振りに塩野七生の本「ルネサンスの女たち」(塩野七生ルネサンス著作集第2巻(新潮社))を読み終えました。 最新刊の「十字軍物語 1」(新潮社)・「絵で見る十字軍」(新潮社)を買ったのですが、以前からの読みさしがあったなと思い出し、通勤途上ぼちぼちと読み進めました。 ルネサンスの時代を生きた4人の女が、描かれています。 第…
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ルネサンスとは何であったのか

塩野七生 ルネサンス著作集(新潮社)全7巻の第1集です。 表題に答える形で、対話形式で話が進んでゆくのですが、そもそも、ルネッサンスと言っても、高校の教科書程度の知識しかないので、初めのほうはかなり読みづらかったのですが、続く第2集「ルネサンスの女たち」あるいは第3集「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」を…
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黄金のローマ―法王庁殺人事件

「銀色のフィレンツェ―メディチ家殺人事件」に続く歴史絵巻第三部になります。 1995年第1刷発行 塩野 七生著 朝日文庫 (連載・月刊Asahi 1990年10月号~1991年9月号) 巻末の「読者に」で著者は“この三部作の真の主人公は、人間ではなくて都市です”と書いています。そして、主人公の男女二人は創作…
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銀色のフィレンツェ―メディチ家殺人事件

「緋色のヴェネツィア-聖マルコ殺人事件」に続く第二部になります。 1993年第1刷発行 塩野 七生著 朝日文芸文庫 読み継いでみて、16世紀のヴェネツィアとフィレンツェの国政(勢)の違いが解ります。 巻頭にメディチ家の家系図とともに、フィレンツェ市街の略図が載っているのですが、3年前に訪れたことがあるだけに、小…
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聖マルコ殺人事件

塩野 七生 著 1987年4月~9月まで、「週刊朝日」に連載され、単行本になったものです。 その後文庫本となり、「緋色のヴェネツィア-聖マルコ殺人事件」として並んでいます。 推理小説かというと、決してそうではありません。 16世紀初頭のヴェネツィアとトルコのコンスタンティノーブル(イスタンブール)を舞台に繰り…
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愛の年代記

塩野七生著 新潮文庫 昭和53年(1978)刊行 9話の短編集です。文庫本で約30ページずつ。女性の立場で綴られています。次はどうなるのだろうと思っているうちに、終盤となりますが、それぞれ読み応えがあり、非常に面白い話でした。ただ、どこまでが史実であるのか、あるいはフィクションであるのか、私などには、はかりかねるところ…
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サロメの乳母の話

塩野 七生 著の短編集です。昭和58年に刊行されていますので、かなり昔の作品です。 本当はこの表題よりも、「ネロ皇帝の双子の兄」とか「キリストの弟」とかにしたほうが、本屋の文庫本に並べられたときに、読者の手が伸びると思うのですが、そうは行かなかったのでしょう。 史実でない部分も含まれているでしょうが、それぞれ…
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ローマから日本が見える

著者 塩野七生 2005年第1刷発行 集英社 帯に書かれているように、 著者自身による、もう一つの『ローマ人の物語』。とあります。 『ローマ人の物語』15巻を読み終えていれば、その半分のⅦ巻かⅧ巻あたりまでの、骨格をなす部分の要約でもあります。ですから、忘れかけている知識を再度整理しながら思いだせる訳で、役には…
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男の肖像

塩野 七生 著  文春文庫 1992年(平成4年)第1刷 カバーの裏表紙に、 “人間の顔は、時代を象徴する-。 幸運と器量にめぐまれて、世界を揺るがせた歴史上の大人物たちを、辛辣に優雅に描き、真のリーダーシップとは何かを問う。“ とあります。 14人のうち、ペリクレス、フランツ・ヨゼフ1世、コシモ・デ・…
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サイレント・マイノリティ

塩野 七生 著 (新潮文庫) 平成5年(1993)発行で、平成20年25刷なので、かなり読まれているのでしょう。 文庫本の前は、昭和60年(1985)刊行なので、4半世紀以上前の著述(エッセイ)になります。「新潮45+」に3年ほど連載されたようです。 マイノリティ“宣言”以下、31話からなっています。 「新潮45+」…
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人びとのかたち

新潮文庫 塩野 七生 著 (平成7年(1995)1月刊行) 【巻頭言】 映画鑑賞を読書と同列において 私を育ててくれた 今は亡き父と母に捧げる 【巻末の“新潮文庫”最新刊の紹介文】 銀幕は人生の奥深さを多様に映し出す万華鏡。 数多の現実、事実と真実を映画に教えられた。 だから語ろう、私…
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再び男たちへ

フツウであることに満足できなくなった男のための63章 という副題がついています。 前作の「男たちへ」と違って、4~5ページずつが、1章となっており、簡潔に書かれています。それだけに、やや説明不足で、解り難いところもあります。 しかし、解説(あとがき)の最後に、武蔵野美術大学教授の吉田直哉氏が書いています。 本書の…
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男たちへ

フツウの男を フツウでない男に するための 54章  という副題がついています。 1983年から1988年まで、『花椿』に連載された塩野七生のエッセイが単行本になったものです。 『花椿』は資生堂の月刊誌ですから、ある程度、女性読者を想定して書かれていると思います。 著者が40代後半から50代初めにかけて書いたもの…
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イタリアからの手紙

塩野七生のエッセイ集です。昭和47年刊行なので、40年ほど前のことも書かれていますが、決して古さは感じられません。著者が30歳過ぎの頃ですから、若い感性がはじけていて、とても面白く読むことができました。 一番びっくりしたのは「皇帝いぬまにネズミはびこる」です。 1970年代のある夏、ローマ市が、ネズミと蚊の襲来に悩まされまし…
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レパントの海戦

1453年のコンスタンティノープルの陥落、1522年のロードス島の攻防に続く、塩野七生の三部作の最後は1571年の「レパントの海戦」です。 戦争は血を流す政治で、政治は血を流さない戦争であると、著名な指導者が言ったそうです。 「レパントの海戦は、まずはじめに、血を流さない戦争、があり、次いで、血を流す政治、とつづき、…
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『ロードス島攻防記』

コンスタンティノープルが陥落(1453年)して、70年後、トルコ帝国は“目の上のたんこぶ”である ロードス島の攻略を開始します。 1480年にも、10万の兵で攻めているのですが、疫病が流行ったこともあり、敗退しています。それから40年経ち、スルタン・スレイマン1世は、10万の兵を率い、自ら陣頭指揮をとるのです。 一方、防…
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『コンスタンティノープルの陥落』

『海の都の物語』ヴェネツィア共和国の一千年(下)のメイキングの章で、塩野七生が語っています。(黄色マーカー部分は原文を引用) 上下二巻にわたった『海の都の物語』を刊行された後も、ヴェネツィア共和国に関係する作品が続きますね。 ◆そうですね。『コンスタンティノープルの陥落』『ロードス島攻防記』『レパントの海戦』と戦記物三部作という…
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『海の都の物語』ヴェネツィア共和国の一千年(下) 

(上)に続いて、各章でのポイントや印象に残ったことを少し書き留めておきます。 (黄色マーカー部分は原文をそのまま引用しました。) 読者に ・一貫して私の制作態度の根底をなしてきた考えは、歴史は娯楽である、ということにつきる。なにもわざと面白い事象ばかり取りあげなくても、それ自体ですでに面白いのが歴史である。教訓…
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『海の都の物語』ヴェネツィア共和国の一千年  

『ローマ亡き後の地中海世界(下)』の巻末の附録二として「関連する既刊書」が何冊も挙げられています。その最初に出ているのが、『海の都の物語』上下二巻です。 著者の塩野 七生は:これはもう、『ローマ亡き後の地中海世界』と対をなす作品。舞台は地中海。時代も、古代ローマ滅亡後の一千年と同じ。 ちがうのは、「海の都」はヴェネツィアに立って…
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『ローマ亡き後の地中海世界(下)』 

上巻は、イスラムの海賊の地中海への進出、キリスト教世界の海賊対策など、前触れとしての内容と言えます。 そして、最後の章では、海賊に拉致された結果、北アフリカで奴隷として働かされていたキリスト教徒を救い出した「救出修道会」と「救出騎士団」のことについて書かれています。この二つの“国境なき団体”は五百数十年の間に、百万人もの拉致されたキリ…
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『ローマ亡き後の地中海世界(上)』 

塩野七生の最新作です。『ローマ人の物語』が完結し、その前にはルネッサンス期の著作も多々ありますので、その間を埋めるテーマとして、この本が上梓されたようです。 今、ソマリア沖の海賊がよく新聞やテレビで話題にあがります。日本語では海賊の一語しかないのですが、日本の外では2種類の海賊が存在したということです。 イタリア語で「ピラータ」…
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『イタリア遺聞』 

読みたいと思っていた本が、古本屋で、しかも単行本が100円で買えました。 1982年発刊 塩野 七生 著 (新潮社)。26年以上前の本です。 著作のための取材や下調べをベースにして書かれた、30話のイタリア史関連のエッセイですので、内容として決して古くはありません。 面白くて驚いたのは、第10話「法の外の文明」です。 このタ…
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『マキアヴェッリ語録』 

塩野 七生 著 新潮社 1988年発行 『ローマ人の物語』を読んでいると、しばしばマキアヴェッリの言葉が出てきます。そういうこともあり、たまたま古本屋に安く並んでいましたので、すぐに買いました。 “読者に”というまえがきで、著者がなぜ語録の形式で著したのか、2~3の理由を示しています。ただ、マキアヴェッリに関しては私自身“マキャ…
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「ローマ人の物語」を読み終えて(3)

【印象に残った事や言葉】 ・ヨーロッパはカエサルが創造した  ウィーン ほか ・世界の首都ローマ ・「いかに悪い結果につながったとされる事例でも、それがはじめられた当時にまで遡れば、善き意思から発していたのであった」-ユリウス・カエサル- ・「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの…
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「ローマ人の物語」を読み終えて(2)

目次を振り返って思いつくままに、並べて行きますが、「生活環境」と「社会や制度」とに大まかに分けてまとめてみたいと思います。 さて、以前にも書きましたが、イタリアの人と日本人は体格が似ています。 そのこと自体、親しみを感じます。 【古代ローマ(人)の「生活環境」】⇔現代の日本(人)との共通点など ・農牧…
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